韓国ドラマ馬医│あらすじと 感想をお伝えします!

韓流ドラマ
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エンタメクラブ管理人柚希です。韓国時代劇のドラマファン必見の医療ドラマ馬医もうご覧になりましたか?

柚希はたまたま身内に重篤な病人がいて、それを助けてくれたドクターを目の前にする機会があり、医療に携わる人の真摯に命に向き合う姿に感動したこともあり、このドラマの主人公でもあるクァンヒョンの姿が重なってみえてきて大好きな作品になりました。

 

そこで今回はこの馬医のあらすじと感想をまだ見ていない人のために参考になればとお伝えしたいと思います。

ぜひ感動のドラマを視聴してみてくださいね。

 

 

馬医のあらすじ

 

時は17世紀 朝鮮王朝の中でも波乱が多い昭顕世子(ソヒョンセジャ)暗殺事件がおきた時代医療を志す仲間としてカン・ドジュン、イ・ミョンファン、チャン・インジュの3人の若者は身分の垣根をこえ医学の道に邁進していた。

 

ある時イ・ミョンファンの出世欲が仇となり、友人のカンドジュンをを世子暗殺の犯人と密告して処刑されてしまった。その騒乱のさなか罪人カン・ドジュンの息子として生まれたクァンヒョン。

本来ならば男児ということですぐに処刑されそうになるのだが、カン・ドジュンの奴婢(ぬひ)ぺク・ソックの機転により生まれたばかりの自分の娘チニョンとすり替え女児として届け出る。

 

ペクソックのおかげで命を永らえることができたクァンヒョンは、その後奴婢として牧場で育てられる。

馬の世話をしながら馬の治療も見よう見真似で覚えていくが、の血筋を受け継いでいるためか医療の才能を見出され医療に携わることになる。

 

その後幾多の困難ンに出会いながらも、真摯に患者と向き合い、治療や医療の技術の研鑽をつみ身分の低い馬の医者・馬医という医者としてほとんど認められなかった地位からついには宮中に入り王の主治医・御医まで駆け上がった人物の物語です。

 

時代が第18代顕宗(ヒョンジョン)と第19代粛宗(スクチョン)にわたって活躍した人物ですが、このドラマでは宮中や両班の権力闘争のさなか医師になるために、数々の謀略に巡り合いながらも独学で鍼治療の技術を学び末は外科医療の分野においても才能を開花させていくという物語です。

 

人間の運命の不思議な巡り合わせで、すり替えられたペク・クァンヒョン(白光炫)とチニョンは共に医学を志し奇跡的な出会いをする。

 

両班であるイ・ミョンファンに引き取られたチニョンと奴婢のクァンヒョンは身分も環境も違うのだが同じ医療を志す者として次第に理解し惹かれあうようになる。

医術に関しては、独学での才能はもちろんだが、馬の治療をしているときに遭遇した生涯の師である恵民書の署長のコジュマンに才能を見出され医療の技術を教えられる。生涯にわたりクアンヒョンを弟子として愛し師匠として彼を支える。

 

また朝鮮王朝第18代王顕宗はコ・ジュマンに民を救うために恵民署での医療に協力し、

両班が自分の利益だけを考える中、民のためにと理解を示しクアンヒョンとも信頼関係を築く。

 

顕宗の妹の淑徽王女もクアンヒョンが愛猫を助けてくれたことから全幅の信頼をよせていて、何かにつけ援助を惜しまない。

クアンヒョンを邪魔に思う両班たちは、クアンヒョンが師であるコジュマンの手術に失敗したことを逆手にとり、宮中から追い出さしにかかる。

 

身分を超えて患者のために医療を施したいと願うクアンヒョンは、自分の医術のさらなる研鑽を目指して中国で医術を学び優れた外科手術の腕をもつサアム道人に師事し、医療を学ぶのだった。

 

そんな彼を支えるために、父カン・ドジュンの友人であったチャン・インジュやチニョンも陰ながら力を尽くしてくれるのだった。

 

物語が進むにつれ身分違いのチニョンとクアンヒョンの恋にその身分の壁が立ちふさがるが、クアンヒョンが様々な困難を一つずつ解決しようとするその姿に心が打たれます。

 

はたして身分違いの恋は実るのでしょうか?さらに父の仇であるイ・ミョンファンとの対決の時もどのように真実を明らかにするのでしょうか

ここからはぜひこの感動の韓国時代劇馬医をご覧くださいね。

 

 柚希の馬医を視聴した感想とは?

 

馬医は人間愛に溢れたドラマでした。使える主人のために奴婢のペク・ソックがその恩を返すために、自分の娘チニョンをクアンヒョンの身代わりにするのですが、その後もクアンヒョンをペクソックは我が子のように慈しみ、人の目にさらさないように小さな島で育てます。

 

恩に報いるという言葉がありますが、自分の娘を身代わりになんて普通ではとてもできないことだと思います。

また成長するにつれてまるで導かれたかのように、獣医のような仕事をして、その場でも天性の才能が芽吹いていくのですが、そんな姿に人の運命って自分が望む、望まないに関わらず、天が導くものってあるのかもしれないと思ってしまいます。

 

人の人生の切り開き方にも2種類あって、コンプレックスからなんとかのし上がってやろうと必死にのし上がるタイプとその場での判断で正しい方向を探って生きていくタイプと、マイナス感情とプラスの感情の生き方の違いみたいなのをこのドラマ馬医では感じました。

 

クアンヒョンは出世したいと思って王宮の御医になったわけではないし、常に患者に寄り添った医療を考えていたわけですが、結果として正しいものを見失わずに自分の人生で後悔を残さずにすむような生き方が選択できたと思います。

 

イミョンファンは初めから悪い人間愛になろうとして策謀を巡らしたというよりは、より早く権力にたどり着く方法として常に最良と思われる方を選択した結果、最後には悲惨な人生の終末を迎えることになってしまったことが人の哀れさと弱さの象徴のようでせつなかったですね。

 

 

コンプレックスがない人間て少ないと思いますが、このコンプレックスほど厄介な存在もないですね。

 

めぐりあわせで医療に必要な教えを乞うことができたクアンヒョンは運命の導きか、父親カンドジュンの導きかというくらい恵まれた環境でした。

 

私たちの人生でもこのように人との巡り合いで運が良くなる人と、悪くなってしまう人がいます。

 

心の持ち方で自然にいい人と出会い、いい運命に導かれるようにしたいですね。

またクアンヒョンは努力の人でもあり、貧しい人達を救うためにはどうしたらいいかを常に考える人でした。

そのために薬草の研究や外科手術など当時の人が思いつかないような方法を常に研究していたのは素晴らしいことだと感じました。

 

クアンヒョンのロマンスに目を向けてみましょう。

初めは両班の娘だと思い、その想いを胸に秘めてきたチニョンとのロマンスも終盤にきて、その運命が逆転していたことが判明すると

立場や身分が逆転することになります。

 

その時のクアンヒョンのチニョンへのやさしさが溢れた愛情は感動ものです。

 

このドラマはもちろん悪にまみれた人も登場するわけですが、環境が人を悪に走らせるのではと思えるくらい大方のキャストは愛にあふれた善なる魂の持ち主に思えます。

 

失われた人情や弱い物への慈しみといったものを直に感じることができ見終わった後の感動をぜひ体感してもらいたいと思います。

 

ぜひ韓国ドラマ馬医を視聴してみてくださいね。

 

 

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