
bai sougen
エンタメクラブ管理人柚希です。あなたは肩こりやカラダの不調を感じた時に鍼灸治療受けたことがありますか?
かく言う柚希は肩こりがひどく鍼を打ってもらうのが習慣になっています。
そんな柚希が感動した作品が韓国でも人気のカリスマ俳優チョ・スンウが主役のペク・クァンヒョンを演じている馬医という作品です。人間愛に溢れた馬医のストーリーは感動を呼ぶこと間違いなし
今回はこの馬医についてあらすじ・キャスト・見どころについてお話したいと思います。
馬医はどのような作品なの?
馬医は私がはまりにはまった宮廷女官チャングムやトンイなど韓国で時代劇ブームを巻き起こした巨匠、イ・ビョンフン監督の作品です。
そのためキャストを見ると馴染み深い役者の顔が多く、配役もテッパンの役どころで回してきてるなという気がします。
主人公ペク・クァンヒョンが出生するなり逆境に突き落とされる⇒心ある人に助けられる⇒すくすくと養い親の下で成長する⇒努力を重ねて成功する。という物語ですが、全50話の中でドキドキハラハラの展開で毎回夢中で視聴している自分がいました。
ストーリーの流れはチャングムに似ているかなと思いますが、男性が主役なのでもっと骨太の物語に仕上がっていると感じました。
チャングム・馬医・ホ・ジュンは韓国時代劇でも医療ものに特化した人気のドラマです。
東洋医学はわかりにくいイメージでしたが、この馬医を見ていくうちに、私が治療してもらっている鍼の詳しい解説が自然に呑み込めてきて興味深いと感じました。
馬医のおおまかなあらすじとは
馬の医者って何?とタイトルをみて思うところですが、実在した朝鮮の漢方外科医白光炫(ペク・クァンヒョン)下敷きにした作品で馬医(獣医)から内医院(ネイウォン、宮廷における王族への医療行為を行う部署)の最高責任者まで上り詰める実在した人物の物語です。
馬医がそもそもなんぞやと思うところですが、今でいう獣医のことで、当然ながら獣を診察するということで医者達からは数段下に見られる存在でした。
馬医は鍼治療も注目なのですが、この人の天才的な医療技術に加えて、後に縁あって師事する清国のサアム道人から教えられる外科手術により王の医療行為を行うところまで出世します。
ただの出世というよりは、真摯に医療行為に向き合う努力の結果なのでしょうが、そこにたどり着くまでの同僚の嫉妬や権力闘争がお決まりの韓国ドラマの展開になっています。地味に見える獣医から医者へのサクセスストーリーもなぜか目が離せない構成に仕立てあげるイ・ビョンフン監督の手腕は見事という他ありません。
馬医のキャスト
ペク・クァンヒョンの生い立ち
李朝時代16代国王の治世、宮廷医官カン・ドジュン(トジュン)とイ・ミョンファン、医女チャン・インジュは生い立ちは違うものの身分を超えた絆で医学の研鑽に励んでいた。
朝廷の権力闘争に巻き込まれこの3人の運命の歯車が狂いだす。イ・ミョンファンは出自が馬医の出身のためなんとか出世したいと兼ねがねチャンスを狙っていた。
そのイ・ミョンファンの誣告により、カン・ドジュンは世子(セジャ)暗殺の濡れ衣を着せられたまま処刑されてしまう。妻が妊娠中だったため出産後男子ならその場で処刑、女子ならば命は助かるという運命の分かれ道に…
生まれた子供は男子だったが、奴婢のペク・ソックの機転でちょうど同じころ生まれた自分の娘と交換して難を逃れる。
イ・ミョンファンとは図らずも親の敵として向き合う立場になるがイ・ミョンファンの生い立ちを考えると悪役に徹しながらも人生の皮肉を感じてしまいます。
その後幾多の困難を乗り越えて医官としての道が開けてきますが、その後も山あり谷ありの困難を乗り
超えていくというストーリーです。
イ・ミョンファン – ソン・チャンミン
出自は馬医の息子。元をたどればクァンヒョンと同じく境遇であった。馬医の時から医術の才能の片鱗がかいま見えたため、それを惜しんだ実父により、その才能が活かせるように馬医から宮廷内では下級ではあるがと、家柄の良い(とはいえ宮廷内では下級)両班のもとへ養子に養子にもとへ養子にだされた。
実家との縁も切られたような状態でひたすら医学の道のみ追求するようにして育った苦学生。世間の噂に戸は立てられず隠しても馬医出身と差別を受けるため、優秀でありながらもコンプレックスが彼の生涯を苦しめる。
そんな彼を温かく受け入れてくれた両班出身のカン・ドジュンを心ならずも昭顕世子の死にまつわる陰謀で濡れ衣を着せられたのを見て見ぬフリをして死に追いやる。
その結果もう一人固く結ばれたインジュの信頼も失う。
その事件をきっかけにして富と権力の道へと突き進むことになってしまう。というコンプレックスが人の人生をかくも狂わせてしまうのかという典型ともいえる人物です。
チャン・インジュ – ユソン
恵民署の医女長。カン・ドジュン(トジュン)とイ・ミョンファンと熱い友情で結ばれたかにみえたが、ミョンハンの裏切りで心を閉ざす。
両班の子クァンヒョンと奴婢の子チニョンの出生の秘密を全て知る人物。サアムに師事していたためその関係は深くサアムのことを「師匠」と敬う。
医学生時代は鍼灸術に秀でていたことから後にクァンヒョンやチニョンと縁がつながる。
コ・ジュマン(チュマン) – イ・スンジェ
三医司の首医。カン・ドジュンの上司で恵民署の署長。
次世代を背負う若い医師や医学生、クアンヒョンやチニョン達を育成するために彼らを厳しくも温かく見守っている。
恵民署は民のための治療機関でもあり、常に貧しき者も病の治療のために心を尽くしてきた。
若き頃のカン・ドジュン、イ・ミョンファン、チャン・インジュの師匠であり、ドジュンの無実の罪からの処刑に関しては救えなかったことを悔いていた。
同時にミョンファンの権力欲の強さについても行く末も案じていた。常に師として心正しい道を歩めるように働きかけていたが、欲望にに取り憑かれた
ミョンファンには、ついにその思いは通じないままだった。
晩年、頭部に出来た附骨疽(ふこつそ、化膿性骨髄炎に相当)に倒れ、その治療のため外科手術をクァンヒョンが執刀する。
しかし、術後破傷風を発症し、命を落とす。自身で死の時を察していたコ・ジュマンは破傷風の兆候が見られた事で息も絶え絶えの中王(顕宗)に謁見。「決してこのことで誰も罰しないで欲しい」と嘆願していた。
コ・ジュマンの死によって、王に嘆願の甲斐もなくクァンヒョンを追い落とそうとする一派により、弾劾されたクァンヒョンは命からがら朝鮮から清国へ逃れることになる。
いかがでしょうか。生まれた時からの運命の歯車が狂ったため苦難の道を歩んだ
クァンヒョンだったが、不思議な運命に導かれるように逆境の中でもめぐり合う人
達が後のクァンヒョンのために必要な出会いであったことが終盤になって解き明かされていく。
壮大なストーリーですが、クァンヒョンの人間愛に溢れた行動は、陰謀で謀殺されたカン・ドジュンの思いを受け継いでいるようにも感じられとても胸が熱くなるストーリーです。
馬医見どころ!おすすめのポイント
馬医は何と言っても医療ものドラマでは秀逸といえる作品です。
あまりなじみのない鍼をうつ試験の練習をする方法も新鮮でしたし、お灸や漢方薬の材料の効能の解説や気脈が重要視されて血液の通る筋道をきちんと流すという治療方法を学んでいるシーンなど普段の生活でも勉強になることがたくさんある作品です。
鍼でこんなこともよくなるのかというくらい馬医では鍼をうつシーンが多いのですが、それだけ東洋医学では重視されているということが
このドラマを通じて理解できたように思います。
韓国ドラマでは権力欲に取りつかれた人たちが数多く派閥を組み相手勢力の足をひっぱりその派閥でしか生きていけない構図が良く出てきます。派閥に入っていない邪魔と思われる人は正しいことをしていても邪魔者と判断されて排除されるというお決まりのパターンなのですが、やはり正義は勝つというセオリーで最後はなんらかの報いを受けてしまうんですね。
韓国時代劇にでてくる主役の人たちは自分が好むと好まざるにかかわらず生まれながらにもうそこで関わってしまっていることが
多いです。そのマイナスのスタートからじわじわと自分の力で自分のいるべき位置を取り戻す姿は感動ものです。
人生の大逆転まで覆す努力はもちろん、彼を支える人物の人情にも心を打たれます。ぜひ人間愛にあふれる医療ドラマ馬医を視聴してみてくださいね。
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