エンタメクラブ管理人柚希です。 シェークスピア悲劇で有名な『ロミオとジュリエット』 ご存知ですよね。
家と家が敵同士で想い合う恋人たちが引き裂かれてしまう物語ですが、韓国ドラマにもそんな題材のドラマがあります。
今回ご紹介するのはまさにロミオとジュリエットをそのままいくような切ない物語『王女の男』です。
親たちの欲望の狭間で引き裂かれる恋人たちをパク・シフとムン・チェウォンのカップルが美しくも切ないドラマに作り上げています。
ぜひご覧くださいね。
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王女の男ってどんな韓国ドラマなの?
王女の男は15世紀を舞台にした韓国時代劇ドラマです。作成年度は2011年。その翌年日本においても放送され視聴率がグングンうなぎ上りとなり人気を集めた作品です。
まさに韓国版「ロミオとジュリエット」と話題を集めた作品です。
両家の親同士が政敵という立場のために、その親の欲望に振り回された主人公たち。
一途な二人の悲しくも美しい恋愛ドラマです
朝鮮王朝時代が舞台となり、王族の教育をするための講師を勤めるキム・スンユ(パク・シフ)かたや時の王の娘の従妹イ・セリョン(ムン・チェウォン)
ちょっとした時のいたずらで二人は出会い、激しい恋に落ちるが激動の朝鮮王朝の政争により、悲しい運命は無残にも二人を引き離す。激動の歴史の中せつないラブロマンスを描いた感動ドラマです。
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王女の男│運命の恋の行方は?
王族首陽大君の娘イ・セリョンは従姉妹である王の娘キョンヘ王女の身代わりとして、王女の教育係として宗学の講義をするためにやってきた重臣キム・ジョンソの息子キム・スンユと運命の出会いをする。
わがままなキョンヘ王女は何人もの家庭教師というべき講師をやめさせていたが、それを止めさせようとスンユは王女に提言する。
王女の身代わりで自分の許嫁でもあるスンユを一目見たいと身代わりで講義を受けていたセリョンだが、スンユの助言を素直に受け入れられず物別れになってしまい印象はお互い最悪なものになる。
セリョンはひそかに乗馬して街にでかけてしまうが、もともと活発な性格が災いして乗馬していた馬が暴走してしまう。
たまたまその姿をスンユがみつけ、暴走した馬を止めるために、セリョンの乗る馬に飛び移るが…
はじめの展開からドキドキ・ハラハラの連続ですが、イルジメでみせたクールなイメージそのままにパク・シフが胸に熱いものを秘めながらもクールな良家の子息の役を務めていて、またまた胸がキュンってなりました。
ここからが王の後継者選びにからむ王女の婿選びと、それに伴う権力争いのはじまりにつながります。
運命的な出会いをはたした二人だったが、スンユの父が謀反の罪で殺されてしまったことから、宮廷を追われたスンユは父の仇を討つために動きだす。
敵味方になってしまったセリョンに、本来なら敵として復讐の対象になるべきところ、スンユはなぜかセリョンを憎み切ることができず、セリョンの命を何度か狙うも、手が下せない…
セリョンもまた父の非道を許せず、スンユと首陽大君を追い詰めていく。
パク・シフ演じるスンユは初めがクールでセリョンに冷たい感じだったのが、だんだんちょっとしたしぐさの中に愛情が感じられて逆に胸キュンになるシーンが多いです。
王女の男│キャストと相関図
王女の男は全部で24話と歴史時代劇にしては完結までが少ないほうなので見やすい作品だと思います。ただしせっかく視聴するなら歴史ドラマにありがちな敵、味方入り乱れて訳がわからなくなるので、事前に人物相関図頭に入れておくとより楽しめます。
登場人物
ここでは最低知っておきたい王女の男の人物相関図の解説をしたいと思います。
キム・スンユ
大虎(テホ)の異名を持つ重臣キム・ジョンソの末っ子。妓楼に通ったり自由闊達に育ったが宋学の講師を務めるほどの秀才。
本当の身分を知らないままセリョンと知り合い運命の恋におちる。
癸酉靖難で父親であるキム・ジョンソをはじめ家族を失ったばかりでなく、自らも生命を落としかける。
その後生き延びて復讐の鬼となり次々と敵の命を狙っていく。
イ・セリョン (ムン・チェウォン)
王族首陽大君の娘。政略結婚の相手として決められた許嫁スンユに関心を抱き、王女の代わりに宗学の講義を受ける
そこから王女の振りを通し正体を隠したまま知り合いお互いに惹かれ合うようになった。
癸酉靖難以降は、政敵に対し粛清を繰り返す父親に反発しいずれスンユに力を貸すようになり悲劇が訪れる。
シン・ミョン(ソン・ジョンホ)
シン・スクチュの息子で漢城府(ハンソンブ)の判官。スンユの親友だった。
癸酉靖難時に父親同士が政敵になりそのため友情が破綻。自分の許嫁となったセリョンの想いが実はスンユにあることに強い嫉妬をいだく。
そのためセリョンを窮地へ落としてしまう。自身はイ・シエの乱の最中に生命を落とす。
キョンヘ王女 (ホン・スヒョン)
文宗の娘で次の時代の王であるホンウィ=端宗の姉。
セリョンとは従姉妹のため普段より親しくしていた。許嫁となったスンユの事を結婚前に一目見たいというセリョンに協力した。
後に自分の結婚候補としてスンユがあげられると、いつしかセリョンに嫉妬の感情を抱く。スンユが王宮を追われた後にチョン・ジョンと結婚。
癸酉靖難後は夫となったチョン・ジョンとともに弟王を支えるために苦労することとなる。
チョン・ジョン(イ・ミヌ)
自身は貧乏両班の息子。スンユ、シン・ミョンとは親友。王女の婿候補として本命だったスンユが罪に問われ王宮を追われたためキョンヘ王女の夫に選ばれた。
王女との結婚により端宗を守るために奔走する誠実な人柄。チョン・ジョンは妻であるキョンヘ王女の弟端宗を廃位に追いやった
セリョンの父(世祖)に対し叛意を抱くが流刑先で謀反を企てたかどで妻キョンへ王女の見る前で処刑されてしまう。
首陽大君後に王位につき世祖(キム・ヨンチョル)
世宗の次男として生まれる。兄の文宋が薨去すると甥でわずか11歳の端宗の政治補佐役につく。
癸酉靖難により端宗を廃位においやり自らが王位につき世祖となる。政敵を次々粛清し、セリョンとスンユはその犠牲になる。
セリョンの母ユンシ後に貞熹王后尹氏(ていきおうこう・いんし)(キム・ソラ)
首陽大君の妻でセリョンの母。
セリョンが自分の夫で父のの政敵キム・ジョンソの息子であるスンユが一時的にせよ許嫁になったが、その結果スンユに想いをよせる様子に心を痛めていた。癸酉靖難の後、夫の即位に伴い自らは王妃となった。朝鮮王朝初の垂簾聴政を行った。
ホンウィ 端宗(タンジョン)
出生したと同じ年に生母を失ったため、姉であるキョンヘ王女は幼い弟をかばい見守る。わずか11歳で王位につくも叔父である首陽大君に癸酉靖難の時に廃位に追い込まれる。その後上王となるもその地位も追われ魯山君になる。さらに庶人に落とされ王命により毒殺される
主な登場人物は以上ですが、いわば親せき同士の状況で血で血を洗う政争の凄惨さは言葉にできないものがありますね。
あくなき権力欲が強いとは言え、セリョンはその後父親が王位に就いたことにより、王女と呼ばれる身分になるわけでですが自ら王女と呼ばせず父に叛意を翻しました。
守られる立場だった王女が愛に目覚め、守るものに気が付いた時父親であっても、叛意をしっかり表明し闘いを選んだ意思の強さには敬服しますね。
愛の物語であるとともに自立までの物語ともいえるかもしれませんね。
結末はお楽しみの部分もありますが、このキャストらの人物相関図を見たら、全巻24回ですから一気に見たい気持ちになってきたのではないでしょうか
柚希の独断的な感想
エンタメクラブ管理人の柚希がこの作品に思い入れがあるのは、主演のパク・シフの大ファンだからです。
そもそも韓国ドラマにはまったきっかけを作ったのが、このパクシフ主演の『一枝梅』(イルジメ)だったのです。
当時は作品自体もまったくわからないものでしたが、夫がなぜかこのドラマにはまり、ものすごく面白いと教えてくれたのです。
男性でも面白いって感じるドラマってどのようなものだろうと軽い興味で視聴してみたら、ドハマり。
面白くて毎日楽しみに視聴してしまいました。その作品で主演を務めたパク・シフ。憂いを秘めた面差しで淡々と復讐をはたす役どころが今回の王女の男でもリンクして、ダブルで楽しめると思います。
女性は甘い男性よりもクールな方が心惹かれることが多いと思いますが、まさにパク・シフが演じるスンユのクールな視線は、冷たくされても逆に燃え上がる女心をくすぐる作品といえるでしょう。
このドラマは単純な復讐劇の側面をもちながら、実は家に守られて育った女性の自立の物語ではないかと思います。
考え方やモノの味方が固定概念でしか見えなかったものを、困難に出会うことで、自分の目を持ち、自分の視点でモノの善悪を判断する力を備えていく。それは時には苦痛を伴うけれど人の成長というのはそこに価値があるのではないかと思います。
自分を慈しみ、信じていた父親が権力欲にまみれて残虐な行いや多くの人の犠牲の上に王位につくのを目の当たりにしたセリョンは父であってもその間違いを認められず、自分の正しいと信じる心に従ってスンユに協力する、今ならまだしも朝鮮王朝の時代ならこれは信じられないことです。
そこまで一人の女性が判断できるなんて有り得ないと思いますが、そこにこそ女性の自立への願いが込められているのかなと思えてくるんですね。
女性としての生き方、親子の相反する思い、複雑に絡み合う男女の愛など、様々な視点から楽しめる王女の男。まだ視聴したことがないあなたに絶対おすすめの作品です。
※紹介している作品は、2019年11月時点の情報です。
現在は配信終了している場合もありますので、最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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