『トータル・リコール』2012のあらすじと見どころをたっぷりご紹介

洋画

シュワルツェネッガー版の『トータル・リコール』から22年、新しいSFアクションとして映像もキレイに戦いはレベルアップして帰ってきた!主演はコリン・ファレルが務め、素手でも銃でも戦う姿がカッコよく、色んな場所での戦闘も見逃せません。そして、主人公の正体にも…要注目ですよ。それではあらすじと見どころを紹介しましょう。

『トータル・リコール』2012主な登場人物と吹き替えのご紹介

キャスト

ダグラス・クエイド / カール・ハウザー – コリン・ファレル [吹き替え]:森川智之

ローリー – ケイト・ベッキンセイル [吹き替え]:岡寛恵

メリーナ – ジェシカ・ビール [吹き替え]:本田貴子

コーヘイゲン – ブライアン・クランストン [吹き替え]:金尾哲夫

ハリー – ボキーム・ウッドバイン [吹き替え]:楠大典

マクレーン – ジョン・チョー [吹き替え]:猪野学

マレック – ウィル・ユン・リー [吹き替え]:土田大

マサイアス – ビル・ナイ [吹き替え]:小川真司

スタッフ

監督

レン・ワイズマン

原作

フィリップ・K・ディック

音楽

ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

脚本

カート・ウィマー

マーク・ボンバック

製作

ニール・H・モリッツ

トビー・ジャッフェ

『トータル・リコール』2012作品のあらすじ

舞台は富裕層と貧困層の格差が極限化した近未来。カー・チェイスや超巨大エレベーター内で繰り広げられる立ち回りなど、ド派手で大掛かりな見せ場はハラハラドキドキの連続です。

工場で働くダグラス・クエイドは今の生活に嫌気が差していたことから、リコール社で「どんな夢でも物語として見せてくれる」という噂を聞いて行ってみることに。そこでスパイの物語を見ようと座って機器につながれるクエイド…すると店主から「本物のスパイだったのか!」と言われて驚き、そこにパワードスーツの警察隊が押しかけて彼を捕えようとしたのです。

すると、隊を倒せたことで驚くクエイド。ひとまず自宅に帰ると妻のローリーは彼をなだめますが…背後から首を絞め始めクエイドはとっさに応戦。ローリーは応援を呼んでいたため、クエイドは理由もわからず襲われたことでひとまずその場を逃げだします。すると、手に埋め込まれていたた通信機器で「カギ」を手に入れろと言われますが、自身の正体はわからず…ひとまず通信機を取り出して追われないようにし、貸し金庫に行って「10549」の番号の中身からお金とパスポート、そして一つの映像を見ることになります。

そこには記憶にない自身の映像があり、ある住所に行けとの指示が…向かおうとすると再びローリーたちが追ってきて、そこにメリーナという女性が助けに来るのでした。何とか逃げ切って住所の一室へたどり着き、ピアノを弾くと黒盤に仕掛けが…それを作動させてクエイドの正体は”カール・ハウザー”という名のスパイであり、レジスタンスのために自由を求めて戦うと分かり、まずはマサイアスに会うよう指示されるのでした。

そして、昔仲間以上の関係だったメリーナは証拠に手の傷を見せ、「二人で手を握った際に銃弾が貫いた」と説明。再び追手がやって来たため2人は逃げ、そこにハウザーの仕事仲間だったハリーが説得に来て「おまえはまだリコール社で妄想の中にいる」と言うのです。混乱したハウザーですが覚悟を決めてハリーを撃ち、メリーナと共に逃げてマサイアスの元へ。

彼はハウザーの記憶を戻そうと機器をつなぐと、敵の指揮官であるコーヘイゲンがその探知に成功。すぐさま敵隊に包囲されてマサイアスは殺され、レジスタンスの所在地等の情報を得たことでコロニーが滅びるのも時間の問題…コーヘイゲンはハウザーに「2重スパイを良くやってくれた」と褒め称える長官は、彼の昔の記憶を戻す準備をさせてコロニー侵略への準備へ。ハウザーはなんとか逃げ出して敵の基地に潜入。

囚われていたメリーナを助けて施設に爆弾を仕掛け敵を一掃しますが、コーヘイゲンにやられた傷でハウザーは気を失ってしまいます。目覚めた時、治療されていたこととメリーナがいたことで安心しますが…その手に縦断の傷が無かったことで偽物だと分かりすぐさま応戦。正体はローリーであり、何とか倒してメリーナとの再会を果たすのでした。

 

『トータル・リコール』2012作品の見どころ

序盤や俳優の見どころ

ハイテクスーツを身にまとった敵兵は銃弾を防ぐ強さを持っている!そんな敵をスマートに倒していく序盤のハウザーですが、当人は「なんで俺はこんなに戦えるんだ?」という表情を見せてくれることから彼の正体がとても気になる展開になりますね。そんなハウザー役のコリン・ファレルは『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の敵であるグレイブスも演じましたが、そちらでも鬼気迫る表情が印象的でした。

他にも鬼のような形相で執拗に追いかけてくるローリーは凄まじかった…あんなに妻としてラブラブだったのがウソのように、ハウザーへの殺意を目にする姿はある意味、見どころの一つかもしれませんね。

 

アクションと世界観にも注目!

ハウザーとローリーの戦いはスピード感があり、少しでも気を抜いたら死は確実…そんな格闘戦からの、街での逃走劇は派手!ホバーして浮いている車に乗ってカーチェイスを繰り広げ、急降下して逃走するシーンにはハラハラさせられました。その後の縦横無尽に移動するエレベーターの上で落ちそうになりながら戦ったり、敵の施設で無重力の中で銃を撃って戦闘があったり…ハイテクスーツ相手に胸の部分を破壊して勝つハウザーもクールでした。

最後はコーヘイゲンと一対一で戦い、相手のナイフを利用して刺して勝利。「過去を知らなくても今の俺を知ってる」と言い放つシーンも印象的です。

 

ハイテクと見比べのおすすめ

ハイテクノロジーの街並みは機械チックでとてもキレイ!そんなハイテク技術は小道具にも適用されており、搭乗ゲートで他の人間に成りすます際には首輪でホログラムの映像により顔を変えたりもしていました。このシーンは1990年の『トータル・リコール』ではマスクのようなものが開いていくというワンシーンが思い出されましたね。そういったシュワルツェネッガー版の映画とは演出が違うことも多く、見比べて楽しむのもおすすめですよ。見どころはやはり…胸が三つある女性の登場シーンかもしれませんね。

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